高知県糖尿病看護土佐の会

TOSANOKAI Nursing of diabetes

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  • 2023/09/25 研修結果報告

    第23回セミナー開催報告

    • 820日に土佐の会第23回セミナーを高知共済会館とWEBのハイブリッドでおこない、合わせて60名を超える参加をいただきました。

      今回のセミナーは「地域における、その人らしく生活し続けるための糖尿病在宅療養支援とは?」というテーマで開催し、特別講演では、みなみ在宅クリニックの南 大揮院長から「在宅での糖尿病療養支援」について、患者・家族の日常生活に依拠した在宅医療の求められている姿や、糖尿病療養支援に向きあいながら、様々な機関とのアクセスやシステムの構築に、日々奮闘されている実情を知ることができ、大変貴重な学びとなりました。

      教育講演では、近森病院・在宅看護専門看護師の山本 詩帆先生から「地域スタッフとの連携による糖尿病患者への在宅療養支援」について、多職種との連携を具体的な制度の仕組みや実践例を踏まえ、糖尿病療養のきめ細やかなアプローチを分かりやすく示していただきました。

      最後は、「地域における療養支援の実際」というテーマで、シンポジウムをおこないました。

      シンポジストは、高知中央訪問看護ステーション・在宅看護専門看護師の安岡しずか先生が「在宅での糖尿病の管理」について、あじさい薬局・北本町店の薬剤師・宮部 祐輔先生が「訪問薬剤師による糖尿病患者の継続的な薬学管理と患者支援」について、それぞれの専門性が地域で発揮されている在宅支援の実際を学ぶことができました。

      今回も、全国からWEBを通じ、高齢化と過疎化が進む地域課題と糖尿病療養の在り方について共有が図られました。

      参加者のアンケートでは、今後も、ハイブリッドでのセミナー開催を切望する声が多く寄せられました。

      多くのご参加ありがとうございました。

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